国立国会図書館が公開するOCRアプリ「NDLOCR-Lite」

2026年03月06日(金) 国立国会図書館が公開するOCRアプリ「NDLOCR-Lite」

 

国立国会図書館が開発したOCRアプリケーションが公開されている。

これはネット接続が不要で手持ちのPC環境で動作する、しかもGPUが不要なので手軽に容易にOCR処理できる。なお、WindowsやMacはもちろん、私が使用しているLinux環境でも使えるのだ。

NDLOCR-Liteの公開について|NDL Lab(国立国会図書館ホーム)
NDLOCR-Liteの公開について|NDL Lab(国立国会図書館ホーム)

 

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NDLOCR-Liteの公開についてNDL Lab国立国会図書館ホーム

先週末に投稿したこの記事では

令和七年度企画展 天領小林村と安田家@山田奉行所記念館(伊勢市御薗町上條) 2026年03月01日

 

こちらのレジュメをOCR処理してみた。

山田奉行所記念館 令和7年度企画展「天領小林村と安田家」のレジュメ
山田奉行所記念館 令和7年度企画展「天領小林村と安田家」のレジュメ

 

水色の紙に印刷されたものを折りたたんでポケットに入れていたのでシワだらけになっていた。それをスキャンしたので背景は無地ではない。

こちらが「NDLOCR-Lite」で処理した画面、

NDLOCR-Lite-GUI(LINUX用)でのOCR変換
NDLOCR-Lite-GUI(LINUX用)でのOCR変換

 

文字として認識された領域は赤枠で、正しく把握している。

NDLOCR-Liteが認識した文字領域(赤枠内)
NDLOCR-Liteが認識した文字領域(赤枠内)

 

テキストファイルで出力されたこちらが認識結果である。

令和7年度企画展(令8.3.1~3.30)
天領小林村と安田家
趣旨
江戸時代、 宇治山田地域の多くは神宮領であったが、幕府財政を支える幕府領(天領)
も存在した。主な理由は山田奉行所が設置されたことであり、所在地であった小林村(現伊
勢市御薗町小林)も幕府領の一つであった。神宮領とは異なる支配体制が敷かれ、代官所(信
楽・四日市)によって村運営を委任されていた庄屋という村役人が存在した。
今回の企画展では、小林村庄屋の安田庄右衛門が所蔵していたとされる道具・調度品・古
文書等の一部を展示する。富裕農民層とされながらも年貢徴収や土木工事、役人対象の宿泊
業務、村社会の秩序維持に奔走する庄屋の実像を紹介するとともに、当時の百姓衆の生活様
相に迫りたい。
展示内容
江戸期幕藩体制と小林村
・江戸期における幕藩体制と神領支配
・山田奉行所の設置と幕府領の展開
・幕府領における支配体制と村役人
庄屋安田庄右衛門
・安田家当主の継承
・所蔵古文書・古地図・家訓巻物
・保管されていた道具・調度品・美術品
古文書が伝える庄右衛門の仕事
1住民を把握し統制すること
①高齢者調査(80歳以上の高齢者を調査し代官所へ報告)
②宗門改の実施(寺請制度の実際)
2貢租と賦役
①年貢の徴収と上納
②賦役
・橋の架け替え(馬瀬川の三枚橋)
・山田奉行退役による江戸参府の人足奉仕
3御触書の伝達
・大塩平八郎の乱に関わる人相書の伝達
4村内の治安維持
・村内不祥事への対応
5宿泊所の手配
・普請予定地の検分に下向した代官所役人の宿泊手配

 

このように4行目の赤文字部分は欠落していたものの、それ以外は問題なく変換している。

 

国立国会図書館のデジタルライブラリーで検索できるのは、こんなからくりだった。

複数ページにも対応できるようだし、くずし字に対応した「NDL古典籍OCR-Lite」もあるので、いろいろと試してみよう。

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